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「本音」って何だろう?

  • 執筆者の写真: Masako Arakane
    Masako Arakane
  • 8月2日
  • 読了時間: 3分

先日、所属する日本ファシリテーション協会(FAJ)の「ファシリテーションEXPO2026」に参加してきました。 オープニングは「この~木なんの木、気になる木~♪」をうたっているアカペラグループINSPIの杉田さんによる「ハーモニケーション」。異なる音が混在するほうが他者への意識が高まり利他思考が働くとか、ハモル難しさを認めることで、失敗に寛容になるとか、多様性があるメリットを実感する楽しいワークでした。 続いて、大阪大学原圭史郎先生による「フューチャーデザイン」50年後の仮想将来世代の視点になって、今の課題を考えるという、私の大好きなトピック。さすがファシリテーターの集まり、50年後に行きっぱなしの人とか、宇宙に飛び出しちゃった人とか、カオスの中から新しい視点が生まれる楽しさを存分に味わいました。 そして、田原真人さんによる生成AIを活用した合意形成のワークは、2025年関西大阪万博のテーマであった「いのち輝く未来の実現」から、まもる・はぐくむ・つなぐをキーワードに、参加者の問題意識をAIがカテゴライズした9つのテーマによるOST(オープンスペーステクノロジー)。


選んだテーマは「私たちは、どうすれば、立場や国や考えの違いを「敵」と「味方に分けてしまう癖を手放し、分断のただ中でも、違う相手と手を取り合える世界をつくれるだろうか」というもの。 なかなか壮大なテーマ。いくつもの、視点が入っているためどこへ行きつくのか参加者の誰もよくわ0からず、対話が流れていく。その対話をAIを入れると、散漫だと感じていた話し合いから、もつながりや大事なキーワードを紡ぎだされることは新鮮だった。ただ、どういうプロンプト(指示)を入れるかでアウトプットもかなり変わってくる。

AIリテラシーがますます重要だと感じたけれど発散大好きな私は、AIが瞬時に収束してくれるので心置きいなく話ができて大満足(笑)


一番心に残ったのは、「安心して本音で話が言える場」をどう作るかということ。

ここでいう「本音」って何なのだろう 本音・・・心の中にある本当の気持ち 本心 飾らない偽りのない自分の考え なんとなく、「本音を言う」にはネガティブな印象が付きまとう。

それにはいくつか理由がありそう。 ・人間関係を壊さない配慮(建前)の前で、本音は空気を読まないと捉えられてしまう ・感情的になったり攻撃的な表現が含まれると「きつい言葉」に感じる ・自己中心で相手への配慮がない発言に感じる


先日新聞で見つけた気になる言葉

--政治家が差別的な発言をし、「本音を言ってくれた」かのような賛同が集まる時代。「言ってはいけない」という社会的な合意を守ることの意味は大きい。そもそも、「本音」とされるものが本当に「本音」なのか。ただ、単に露悪的なものを「本音」と言っているだけなのでは。


NVC(非暴力コミュニケーション)では、私たちの言動の奥にある感情、経験・価値観、信念、文化的背景、そしてさらにその奥底にある「ニーズ」を理解することが大切だとしています。「本音」とは、自分のニーズに紐づく自己開示でなければ、相手には伝わりにくいのかもしれません。

「対話」を成立させる前提には、「本音」とは何かという共通認識を作る必要がありそうだと感じました



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